検事の職務内容はどんなものがあるの?

gf1940270287l検事とは検察官の役職名の一つで、検察官は法務省に所属する国家公務員です。警察から送致された刑事事件について捜査し、起訴をするのか、不起訴にするのかの処分を行います。
また、起訴事件については、裁判所に法の正当な適用を請求し、裁判の執行を指揮監督します。
ちなみに、日本の刑事裁判の有罪率は、実に99.8%です。つまり、起訴されて裁判になれば、ほぼ確実に有罪になるということ。有罪率の高い理由は、検察官が優秀だからではなく、「確実に有罪にできる事件しか起訴しない」からだと言われています。
これは、日本の官僚特有の完全主義の弊害なのではないかという指摘があり、「もしかしたら負けるかもしれない」という事件をあえて起訴して、その結果裁判に負けると自分のキャリアにキズがつくと考え、固い(確実に勝てる)事件以外起訴しないのではないか、という指摘です。
そのような指摘があることはさておき、検察官は法律に違反した人を取り調べ、被疑者を裁判所に訴えを起こすことができる唯一の職業で、まず司法試験に合格しなければなりません。司法試験は国家試験の中で最難関で、平成25年の合格率は26.8%となっていますが、司法試験合格者のうちその仕事の厳しさなどから、検察官になるのは10%程度とさらに少なくなっています。時代の流れから、インターネット関連のサイバー犯罪や、少年犯罪、外国人犯罪など、多様化してきている世の中に対応していくためにも、検察官の増強が必要とされています。